辻淳夫著 伊藤昌尚編
2013年12月刊 A5判・上製 214ページ 定価:本体1619円+税
ゴミ埋立てから干潟を守り、渡り鳥を救った男がいる。
しなやかな発想と市民一丸の行動で国を動かし、公共事業を止めることに成功した国内唯一例の全軌跡。
伊勢湾に広がる藤前干潟(名古屋市)は日本有数の渡り鳥の中継地。国や市が発表した干潟のゴミ埋立計画に対し、辻淳夫(日本湿地ネットワーク代表)は市民提案型のゴミ削減・干潟保全運動を牽引。全国の環境団体が応援を寄せ、国内で初めて公共事業の白紙撤回を実現させた。
辻淳夫が1970年代以降、約30年に渡って各紙に寄せた主要原稿を集成。
藤前干潟の保全活動の歴史を一望できる決定版。
【推薦人】
C・W・ニコル氏(作家)
亀井浩次氏(藤前干潟を守る会理事長)
倉谷うらら氏(海洋生物研究家)
小林光氏(元環境省自然環境局長)
★WWF会報で紹介されました。
★朝日新聞で紹介されました。
★中日新聞で紹介されました。