2012年刊 A5判・並製 216ページ 定価:1143円+税
東洋医学の知恵「息・食・動・想」+「伝承家庭料理レシピ」
ずきずきとれない偏頭痛、更年期障害によるめまい、スギ花粉の猛威で花粉症、赤ちゃんに会えない不妊症…。
健康に関する素朴な疑問に、鍼灸マッサージ師・ヨガ講師の著者が自らの体験を振り返りながら答えます。
納得できるから生活に生かせる、実用書。
お手軽な和食レシピ付きで、毎日の食生活から暮らしの見直しを提案。
〈目次より〉
「息」命の呼吸/「食」生命を養う食/「動」快い動き/「想」心身一如
「3つのめ」/「まごわやさしい」/手づくりおやつ/元気に歳を重ねたい
〈著者紹介〉
石井道子(いしい みちこ)
ひだまり治療院(神奈川県秦野市、千葉県浦安市)主宰。鍼、灸、あんま、マッサージ、指圧師、日本ヨーガ瞑想協会指導者、森下フードコンサルタント、びわ葉温圧指導員、気導術など資格取得。
渡辺敏子(わたなべ としこ)
家庭料理研究家。調理師、NPO法人日本食育インストラクター資格取得。
★『食べもの文化』「健康新聞」で紹介されました。
【『食べもの文化』2012年4月号より】
なぜ太っているとダメなの? なぜ体温が低いと病気になりやすいの? なぜクスリに頼っちゃいけないの? なぜ甘いものは摂りすぎたらいけないの? みなさんはこれらの問いに答えられますか?
本書ではあたりまえと思っていたことをわかりやすく解説しています。例えば、なかなかダイエットできない人は、続ける理由がわからないから失敗するのです。クスリに頼る人は副作用の恐ろしさを知らないから飲み続けるのです。でも、人間だから楽な方へ流れるのは自然なこと。そこで誰でもできる健康寿命の伸ばし方を紹介しています。具体的には呼吸・食べもの・運動・考え方の四つを基本に、すべて家の中で完結する家庭医学の超入門書です。特に食べものについては、油や白砂糖、化学調味料を一切使用しない、かんたん和食レシピつきです。毎日、外食やお惣菜に飽き飽きの方、コレステロール値の気になる方はおすすめです。
食べてよし、自然治癒力を高めてよし、お財布にやさしい和食の効果を見直すきっかけになります。また、今までの生活がいかに病気を招いていたか理解できる1冊です。
【「健康新聞」2012年3月10日号より】
巻末に紹介されている30数冊の参考文献のタイトルを見て納得できた。1項目1ページ程度の短文ながら、それぞれひきずりこまれるようなものを凝縮している。第2章は「3つのめ」や「まごわやさしい」料理の作り方を図解している。