小説 原発の空の下

藤林和子著

1999年刊 46判・上製 304ページ 定価:1905円+税

 

日本と世界を震撼させている福島第一原発事故。それを予告したかのような本書は、停止した浜岡原発のかつての労働者たちから聞き書きしたルポルタージュ物語。

 

最先端と言われた原発の現場では、素手同然の状態でアラームも無視した作業が続く。遮断された空間の中、眩暈を覚えるような息苦しい暑さ、不鮮明な視界…。家族にも語れなかった労働実態を臨場感豊かに描く。

 

「安全神話」の崩壊は起こるべくして起こったと警告した話題作。マスコミ各社報道で注目、緊急増刷。

 

★しんぶん赤旗2011年3月26日「潮流」で紹介されました。

しんぶん赤旗「潮流」2011.3.26
しんぶん赤旗2011年3月26日 日刊掲載
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