1994年刊 46判・並製 360ページ 定価:本体1745円+税
構成から表現方法までを分析した文章の手引き書
【目次より】
Ⅰ小説の方法について
近代的自我と〈家〉、小説の〈告白〉と〈表現〉、他
Ⅱ短編小説の原型
原型としての提中納言物語、他
Ⅲ小説の「構成」
泉鏡花の方法、夏目漱石の方法、大江健三郎の方法、他
Ⅳ「人物」にみる方法
通過儀礼について、他
Ⅴ「背景」にみる方法
「背景」としての〈川〉、他
Ⅵ〈動物〉〈植物〉〈事物〉にみる方法
島崎藤村『或る女の生涯』―犬、芥川龍之介『お富の貞操』―猫、他
Ⅶ超現実的方法
原型としての落語、他
Ⅷ附録 小説の認識のために
女性と文章教室、〈新しい文学〉の共通性、他
★北海道新聞、公明新聞ほかで紹介されました。