1993年刊 46判・並製 248ページ 定価:本体1554円+税
電子書籍版あり
森村誠一氏推薦!
「他の為に生じて己の為にせず、是則医業の本體なり」
医学の原点『医戒』に定義された医業の理念を追求、その実現のために生涯を燃焼した安東昌益は、徳川封建制下で幕府の弾圧と戦いながら封建制の矛盾を痛烈に批判し、世の中で信じられていた釈迦、孔子、医理、学理、階級制度などの誤りを指摘する101巻93冊の救世の大著『自然真営道』を書き続けた。
江戸中期の忘れられた思想家であり、真理の体現者である安藤昌益を、本書は現代になんの違和感もなく移植。今日の時代にこそ最も求められる“道”であることを実証した。
★産経新聞、千葉日報、千葉民報、デーリー東北、しんぶん赤旗ほかで紹介されました。