2012年刊 46判・上製 280ページ 定価:1619円+税
樋口一葉の恋
「たけくらべ」「おおつごもり」「十三夜」。極貧の中で傑出した小説を書き、生涯の恋人・半井桃水との烈しくも悲哀に満ちた恋に生きた樋口一葉。一葉が残した膨大で綿密な日記を読み込み、そのあまりにも早過ぎる24年の生涯に迫った。
「明治中期の時代背景の中、20代初めの年齢で、生活とたたかいながら文学を志し、次第に人間的にも作家としても成長していった一人の女性、一葉を描いてみようと決めました」ーあとがきよりー
(日本図書館協会選定図書)
★読売新聞で紹介されました。