2012年刊 A4判・並製 422ページ 定価:本体3333円+税
電子書籍版あり
雨水を本来の自然浸透による工法でコントロールする世界初の治水技術(東京大学、
雨は生物を育て緑をはぐくむ。一方、都市ゲリラ洪水やタイ国では首都水没で国難を招いている。「水を制するものは国を治める」ように、本書では、雨水を本来の自然浸透による工法でコントロールする世界初の実践。それは環境にやさしい新設計である。
☆リサイクル品を使った浸透法
☆放射性セシウム除去対策
☆河川、湖沼を汚さない環境保全
☆家庭では洗車、トイレ、非常用水に利用
☆保水調整で農作物栽培に効果
【著者紹介】
冷熱プラント工場建設工事に長年従事。
2001年より千葉大学(土壌学研究室)、東京大学(環境地水研究室)と共同研究(雨水の土壌浸透メカニズムほか)を開始。
2006年より千葉県、市街地・雨水浸透系ワーキング委員。
NPO雨水流出抑制技術協会技術顧問。NPO静岡雨水流出抑制技術協会理事。雨水環境技研相談役。
世界初の新技術による治水工法を広める「環境地水技術研究会」(宮崎毅東大名誉教授、日本水土総合研究所理事長)が2013年4月に発足した。
この研究会は、治水の画期的な新工法を東大、千葉大などと共同開発し、千葉県、茨城県、埼玉県などの学校や公共施設、民間大規模団地などで成果をあげている。
創立記念講演会を2013年6月21日、千葉県で開催し、ひきつづき本書『環境地水の実践』をテキストとする講習会を関東、東海、関西地方などで開く計画。
★「月刊ウェイスト・リサーチ」「建設通信新聞」で紹介されました。
★本書の環境治水技術は愛知万博で紹介されました。